コンクリートポンプ車の操作は高い技術が必要。

コンクリートポンプ車は生コンクリートを流し込む車両ですが、これを操作するオペレーターを通称、ポンプ屋と呼びます。このポンプ屋さんは単にコンクリートポンプ車を操作しているわけでは有りません。生コンには硬さによる種類が有りますが、コンクリートポンプ車に使用する生コンは柔らかい、流動性の高いものを使用しなければいけません。しかし、現場では基本的に作業可能な範囲で固めの生コンを使用します。

そして、生コンの柔らかさによっては、生コンがポンプ車の配管の中で詰まって流れなくなる事がまれに有ります。そうなると大変です。詰まった場所を特定し、その配管を分解して内部の詰まりを解消し、すぐに元通り組み立てなければいけません。しかも、生コンは止まっていると非常に硬化しやすくなります。

つまり、復旧作業に手間取ると、さらに他の部分の配管が詰まりを起こし、最終的にそのような配管は使えなくなり、コンクリート打設の作業は中断、待機しているコンクリートミキサー車の生コンも一定時間を経過すると処分しなければいけない為、その損害は膨大となります。ですから、ポンプ屋さんは、手際よく作業する為に、現場監督と打設順序を打ち合わせ、場合によっては自ら最良の打設順序を決め、コンクリートの品質を不安定にしないように生コンの骨材が分離しないように流し込まないといけません。しかも、生コンの流れているホースは非常に重く、リモコンの操作以外は手作業でホースの先端を動かさなければいけません。さらに、常に生コンの量を把握して、作業員の休憩の時間の確保や、生コン打設終了のタイミングを計ります。

現場監督がそれは把握していますが、ポンプ屋さんは独自でそのタイミングを把握できないと作業が円滑にいきません。結構な力仕事でも有り、経験と頭の回転も要求される過酷な作業を、コンクリートポンプ車のオペレーターは行っているのです。

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